武田哲君がヒトメボレを持ってやってきた

 彼は、合鴨農法で田んぼを15〜6年やっている。
2000年に全国合鴨フォーラムをやったときの事務局長である。
そして今は岩手の合鴨フォーラムの代表をやり全国の理事でもある
岩手では一番広い面積を合鴨農法でやっている。
合鴨農法は、生後2週間で放すのが除草効果が高いと言われる
彼の場合は、田植えと合鴨のネット張り(合鴨逃走防止用)に手間取り、1ヶ月ぐらいかかる。
それぐらい非効率に広い面積を合鴨農法で行っている。
そして、1ヶ月後に放した田んぼは、もう草が生えて合鴨を放しても追いつかない
そこで彼は「人間合鴨」となり、7月〜8月は田んぼに這いつくばっている。
そんな彼であるが、ちょっとマゾ気味の愛すべき人間である。

PTAとJAと政治と、様々な活動を一生懸命している
冬場はJAの肥料配りの配達をしている
話を聞いたら

以前は、JAが直にやっていて1袋「45円」だったが、
JAが定款にない運送業を屋って良いのか?と言うことで
下請けの運送業者に任され、そこに雇われて1袋「30円」だという
ガソリンも車両も保険も自分持ちである

ずいぶん酷な条件ではないかと思うのだが…
彼は、”仕事があるだけ良い”と思っているらしい

そんな彼がつぶやくのは
「今の農家はかわいそうだ。肥料が高くなっても去年と同じ肥料と量を買い、JAの言うことを聞いて真面目にやっている}
(化学肥料が、世界情勢の変化で一昨年の1.7倍も上がっている)
と言う、小生は
「自分で考える農家を育てていないJAが悪い」という
彼は「んでも、っす〜」と彼はJAと農家を弁護するのだが…
そんな会話を何年も繰り返しているのである。

「今日は肥料配りが倉庫の改装で休みだ」と言いながら2時間ほど時間をつぶしていった